ニッポン食堂×dreamiaサロン

第4回サロネーゼアカデミー『和で迎える正月』レポート

日時:2011年11月30日(水) 場所:パーティスペースDreamia 新宿

NIPPON SYOKUDO

『ニッポン食堂×Dreamiaサロン 第4回サロネーゼアカデミー』が、2011年11月30日(水)にパーティスペースDreamia新宿にて行われました。
ご参加者様は、Dreamiaサロンに登録してくださっている『ご自宅で食に関する教室を主宰しているサロネーゼ』の先生方。お料理やパン、お菓子、テーブルコーディネートなど、それぞれ人気教室を運営する皆様が集まってくださいました。

※この模様は後日発刊する、日本初・サロネーゼ情報誌「サロネーゼスクエア」に掲載されます。


大好評!素材を活かす究極の調理法

毎回、魅力的なテーマのもと著名な料理人や生産者らを講師に展開される『サロネーゼアカデミー』。第4回目の今回は、過去大好評だった元ホテルオークラ和食総料理長・星則光先生を講師に、和食の知識とお正月にお勧めのレシピ、素材を活かす調理法 “50℃のマジック”“低温スチーム料理”などについて講義とデモンストレーションが行われました。


世界に誇る日本の食文化

まずは、この日のために用意された資料をベースに、日本料理の種類(茶懐石、精進料理、懐石料理(本膳料理))と、基本的な献立や出汁について、ほか、食材の選び方、食材の切り方、煮方、さらに包丁やまな板など基本的な道具についてなど、和食の基本をぎゅっと凝縮して学びました。合間合間に、ホテルオークラ時代の厨房でのお話や料理人としての心構え、食中毒を出さないための工夫など貴重な話も!

また、和食で大切にする“季節感”についてもお話を伺いました。和食は、1つの食材でも季節感を大切に、「走り」「旬」「名残り」として、それぞれ異なる味わいで楽しめます。日本ならではの四季や情緒を大切にしたこの食文化は世界に誇れる素晴らしいものである、と星先生は熱く語ります。
加えて、日本古来よりある節句や伝統行事にちなんだ行事食や、その土地ならではの郷土食も日本の大切な食文化。国土が南北に長い日本ならではのバラエティ豊かな食材や食文化を改めて考え、和食の奥深さと素晴らしさを再認識しました。


お正月にお勧めの和食5品

続いては、お正月にお勧めの料理と、素材をいかす調理法「50℃のマジック(50℃で洗浄する)」と「低温スチーム調理法」の紹介です。

この日学んだのは、「低温蒸しローストポーク(鹿児島渡邊バークシャー黒豚)」「低温蒸し仕立て/和風ピクルス」「鯛と菊花の求肥昆布博多押し、梨のみぞれ酢かけ」「平貝の低温蒸し粕漬けの炙り」「舞茸ごはん」の5品。

キッチンの周りに集合し、目の前で展開されるホテルシェフの素材調理と料理の工程をじっくりと見学できる貴重な機会。丁寧な仕事ぶりと洗練された料理が生みだされる様は美しく、まさに一流の料理人ならでは。でも気さくでユーモアたっぷりの星先生のトークに、気軽に質問も交わされとても楽しい雰囲気で進められます。

星先生は、第1回第3回サロネーゼアカデミーでも講師を務め、究極の調理法「50℃のマジック」と「低温スチーム調理法」を披露し、いずれも大好評でした。今回は、事前に用意された食材に加え、ご参加の「暮らしのRecipe」主宰・伯母直美さんが持参くださった、ご自宅の畑の朝採り野菜を使って実践してくださいました。(伯母さん沢山の新鮮なお野菜をありがとうございました!)


“野菜を50℃で洗う”ということに「衝撃的!」「目からウロコ!」と声が聞こえるなか、その詳細な説明と手順を伝えていきます。切り花でも長持ちさせるために熱処理することがありますが、まさに同様で、野菜や食材も適正温度で下処理をすると、その成分や細胞に影響を与え、雑味が取れ旨みが増し、保存期間も長くなるのです。そのデータ分析については、以前NHKの番組「ためしてガッテン」に出演した際にも検証されたとのこと。

実際に、少し元気をなくしていた葉物野菜で試すと・・驚くほどシャキッとなり、皆さんに試食をしていただくと、50℃で洗浄したものとしていないものの味の違いは明らかでした。

そうして丁寧に50℃で下処理をした食材を低温で蒸すことで、素材の持つおいしさを最高に引き出すことができるのです。食材により蒸し温度・蒸し時間は異なりますが、資料には貴重なデータが詳細に掲載されていました。星先生は、「これまで学んだことや研究したことは全て惜しみなく教えたい。そして食材本来のチカラを引き出し本当にカラダに良い食を、一人でも多くの方に知ってほしい。それが自分の使命」という思いで日々研究に、講演にと、世界中を飛び回っているそう。

また、調味料についても、「食材を活かし、命の元となる食のためには、本物の調味料を使うことが重要」と、調味料の大切さについても具体的にレクチャーくださいました。


  • 皆様のご感想

    このように丁寧に調理された料理を、たっぷり試食!「おいしい~」「野菜の味が濃い!」と感想が聞かれます。
    「生産者さんが一生懸命作った100点の食材を、120点に引き出すのが料理人の仕事。そして、使う調味料の質も大切。それらが融合してこそ最高の料理となる」との星先生の言葉に、皆さんも大きく頷かれます。

    あっというまの3時間が過ぎ、ご参加の皆様に感想を伺ってみました。

    「日本人として知っておきたい和食の話と、食材をいかす活用法をうかがえて満足です。知らなかった食材や調味料を知れたのも良かったです」「50℃での野菜洗浄は目からウロコでした!もう1度復習のため聞きたいくらい。早速家でやってみます」「試食もたくさんで、おなかもいっぱい(笑)。どれもおいしくて、ぜひお正月用のごちそうとして挑戦してみたいです」「他のサロネーゼさんとの交流が持てたのも良かった。またぜひ参加したいです」と、充実した勉強会となりました。

    そして今回も、各協賛・協力企業パートナーさんからのお土産が用意されていました。ぜひ使っていただき、レッスンにも取り入れていただけると嬉しいです。
    ご参加くださった皆様、星先生、そしてパートナー企業の皆様、本当にありがとうございました!


    ご参加くださった皆様、星先生、そしてパートナー企業の皆様、本当にありがとうございました!


    サロネーゼの皆さんがブログで紹介!

    ご参加くださった先生方が、アカデミーについてブログでご紹介くださいました!写真と共に感想など、素敵に綴ってくださっています。ぜひチェックしてみてください。(お名前のあいうえお順)

    協賛企業のご紹介
    ヱスビー食品 株式会社様 http://www.sbfoods.co.jp/
    グランドデュークス 株式会社様 http://www.granddukes.com/
    株式会社 天塩様 http://www.amashio.co.jp/
    赤穂化成 株式会社様 http://web.ako-kasei.co.jp/
    ヒガシマル醤油 株式会社様 http://www.higashimaru.co.jp/
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