自宅サロン開業Lesson

Lesson.1 サロンはサービス業です
はじめまして。今週から始まる「自宅サロン開業Lesson」。憧れのサロネーゼになるためのチェックポイントを集めた当コーナーを担当いたします、タクト・プランニング深澤+橋中です。
まずは自己紹介。タクト・プランニングはwebコンテンツ、本、雑誌など幅広いフィールドで、「食」と「暮らし」にまつわるさまざまなご提案をしている企画会社。スタッフはみんな「食べること」が大好きです。
料理本を多数、企画・編集するなかで、レストランのシェフや料理研究家の先生方、サロネーゼの皆さんにお話を伺ったり、あちこちのサロンに出没しては受講生として現場を見てきました。
こうした経験をもとに、当コーナーを充実させ、おひとりでも多くの方の夢が実現するよう、お手伝いをしていきたいと思っています。よろしくお願いします。
ビジネス視点でトラブルに備える
さて、初回のタイトル「サロンはサービス業です。」をごらんになって、「私はこぢんまりとやるだけから関係ないわ」「ただ、おもてなしが好きだから始めてみたいだけ」「サービス業なんて!? 儲けようなんて考えてないのに…」と思われる方も多いでしょう。
そんなことはありません!「こぢんまり」始めたい方も、「おもてなし」をしたいだけの方も、ぜひはじめから、ビジネスの視点を持っていただきたいのです。
こだわりのサロンを持つなんて夢のよう。でも、サロンづくりは楽しいプロセスばかりではありません。教室の規模、生徒さんの多少を問わず、サロンを始めれば人やお金が動きます。人やお金が動けば残念ながら、トラブルはつき物なのです。
「こぢんまり」と「おもてなし」ができれば、とささやかな思いから始めたサロンで、お金や人間関係のトラブルに巻き込まれてがっかり、なんてことがあったら悲しすぎます。
ですから、私たちはまず大きな声で、「サロンはサービス業です。」と強調しておきたいのです。
「生徒さんはお客さま」です
また、サロンは生徒さんへのホスピタリティが重要なポイントになってきますが、「サービス業なんて大変そう」と尻込みすることはありません。はじめのうちは「生徒さんはお客さま」と頭の片隅に置いておくくらいで十分です。
例えばお料理教室ならば、キッチンがあって、先生がいて、レシピがあって、生徒さんがいれば、自宅サロンはどなたでも始められるでしょう。でも、オープンしたサロンを長続きさせるのはなかなか大変なことです。
人気サロンに伺うと、サロネーゼのお人柄、こだわりの空間作り、多彩なレシピ、知識に裏打ちされたお話に魅了されます。
それぞれが個性的で、そこがサロンの魅力でもありますが、成功されたサロネーゼの皆さんに共通するのは、程度の差はあるにせよ、サロンをビジネスと思われていることだ、とも感じます。
「いつかはサロンを!」と期待に溢れている皆さんも、「サロンはサービス業」としっかり認識しておいてください。
当コーナーは今後、サロン開設までに検討が必要な「使えるチェックポイント」を、<プラン編:サロンのコンセプトを考え、開業計画を練る><準備編:キッチンの設備やレシピ開発、危機管理計画などを、より具体的に考える>の2つのフェーズに分けてご紹介していきます。ぜひ参考になさってください。
また、Dreamiaサロンでは「教えて先輩!Q&A」「キッチン相談室」など、サロンづくりやキッチンのお悩みに答えるコーナーもご用意しています。こちらもぜひご利用ください。
このコーナーは毎週木曜日に更新いたします。
次回は「どんなサロンにしたいですか?」がテーマです。どうぞお楽しみに。
テキスト=深澤真紀+橋中佐和(タクト・プランニング)
タクト・プランニング
「草食男子」の名付け親で2009年流行語大賞トップテンを受賞した、
コラムニスト・編集者の深澤真紀が代表取締役を務める。
食、旅、若者、女性などのテーマを手がける企画会社。
食関連の書籍多数。公式サイト http://www.tact-planning.com





















